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もう破裂させない!冷凍コロッケのタネの作り方から揚げ方まで10ステップ
コロッケのタネは作って冷凍しておけば長期間保存可能で味も落ちないですし、忙しいときもさっと揚げるだけでおかずになるので手軽で嬉しいですよね。
しかし、冷凍コロッケは揚げ方を間違えると爆発してしまうので苦手な方も多いと思います。そこで、このページでは簡単便利なコロッケのタネの作り方から、爆発しない揚げ方のポイントを細かくご紹介いたします!子供たちも大好きなコロッケ、ぜひコツをマスターして毎日のレパートリーに加えてみてくださいね。
冷凍前のタネづくりが大事です 5ステップで確認
冷凍コロッケを破裂させないためには、実は揚げ方だけでなく、コロッケのタネの作り方にも大きなポイントがあるんです。
この章では、5つのステップで破裂しないコロッケのタネづくりをご紹介いたします。
ステップ1:蒸したじゃがいもは熱いうちに潰す
コロッケのタネのメインであるじゃがいものマッシュ。美味しいコロッケを作るための最大のポイントです。
蒸したじゃがいもをマッシュする時は、できるだけ熱いうちにすぐに潰すとホクホクに仕上がります。冷えてから潰すと粘りがでるため、そのまま冷凍すると水分も飛びにくくなります。
粘り気のあるコロッケも美味しいですが、冷凍コロッケに適しているのはホクホクしたマッシュですので、なるべく熱いうちにしっかり目に潰しておきましょう。
ステップ2:タネの水分量に注意
コロッケの爆発の原因はタネに含まれている水の量。加熱すれば水分は蒸発するのですが、水分量が多いと蒸発する蒸気の量も増えるため、気圧が高くなり破裂する原因に。
破裂させないためには、タネに含まれる水分量をしっかり減らしてから冷凍すると破裂しにくくなります。
茹でるよりも電子レンジ加熱を使用したり、パン粉をつける前の段階でしっかり水分を抜くために冷ましておくと効果的です。
ステップ3:タネの厚みと割れ目に注意
タネの厚さがバラバラだと蒸気圧のかかり方もバラバラになるため、ぶ厚い部分から破裂してしまいます。水分量をしっかり減らしても、厚みにばらつきが出てしまうとそれだけで爆発の原因に。
タネの厚さはできるだけ均等に、平べったく表面似割れ目がないように作りましょう。
均等な厚みだと火の通りも均等になりますので、爆発しにくいだけでなく、一部分だけが冷たい、なんてことも防げます。
ステップ4:衣はタネ全体に均一につける
冷凍コロッケが破裂する原因はコロッケ内部の気圧のかかり方。水分を減らすことで蒸気圧を減らし、さらに全体均一に気圧がかかるようにすれば破裂せずに美しく揚げることができます。
つまり、タネの厚さだけでなく、衣も全て均一につけることが重要。
衣をつけるとき、ついつい端っこが薄くなってしまいがちですよね。その部分から崩れていくので、衣は均等にしっかりつけるようにしましょう。
小麦粉に水を混ぜたものに一度タネをくぐらせ、その後パン粉をまぶすと端っこまで均等に美しく衣が着きますよ。
ステップ5:意外と知られてない 冷凍する前に冷蔵庫で冷ましてから
ここまでできたら、最後のステップは冷凍前にしっかり冷やすこと。意外とこの手間を知らずにすぐに冷凍してしまう方が多いんです。
熱いまま冷凍すると、コロッケに霜がついてしまいます。霜がつくということは水分量が増えるということ。
ここまでの過程でしっかり水分を飛ばしても、冷凍で急速に冷やすことでわずかな水分も冷凍保存してしまっては意味がありません。
冷凍前にしっかり冷蔵庫で冷やし、霜がつかないように冷凍しましょう。蒸気圧を極限まで減らすことが、破裂しないタネづくり最大のポイントです。
番外編:手間を省く便利なヒミツの業務用食材をご紹介
実はこの5つのステップを大幅に省けるとっても便利な業務用食材があります。
ニチレイ ポテトベースIQF(北海道十勝産男爵使用) 1kg
北海道十勝産の男爵いもを使用し、1個約10gのポテトベースに仕上げました。バラ凍結ですので必要な分だけ調理可能です。コロッケ以外にもポテトサラダなどじゃがいもメニューにご利用いただけます。
ぜひ、お試しください!
※この商品を使ったアレンジレシピはこちら
冷凍コロッケ 揚げ方のコツ 5ステップ
水分をしっかりと減らした、破裂しないタネが出来上がりました。
次は冷凍したコロッケを破裂させないための揚げ方のコツを5ステップでご紹介します。
ステップ1:凍った状態で油に投入
凍ったまま入れると油がハネるんじゃない!?と心配になる方もいると思いますが、ここは冷凍のまま油に入れるのが正解。
冷たいままだから一気に温度が上がらないので、蒸気圧が抑えられて爆発しにくくなります。
コロッケのタネはすでに火が通っているので、加熱するだけでOK。それほど長時間揚げる必要はありません。
ステップ2 :油の温度は中温
せっかく凍ったままでタネ内部の温度上昇を防いでいるのに、高温で揚げてしまったら同じ。一気に温度が上がって水蒸気が発生してしまいます。油の温度は約180℃〜190℃くらいの中温をキープ。温度が下がりすぎないように、一度に揚げる量は2〜3個程度にしておきましょう。
ステップ3: 揚げている時はコロッケを頻繁に触らない
「大丈夫かな・・・焦げてないかな?」「裏返した方がいいかな・・・」コロッケがどうなっているか気になってついつい触っちゃいますよね。
冷凍コロッケは揚げている時に溶けていくため非常にもろいんです。ちょっと触っただけでも傷が入り、気圧がかかって破裂の原因になります。
きれいなコロッケに仕上げるためにも、衣がしっかり固まるまでここは我慢のしどころです。
ステップ4:注意点 ※たくさん投入しない
コロッケは低い温度で揚げると、衣が油を吸ってしまいベタッと油っぽくなってしまいます。中温をキープしていたはずなのにいつの間にか温度が下がっていた!という方は、一度にたくさんのコロッケを投入していませんか?
たくさんのコロッケを揚げると温度が下がってしまいます。
一度に揚げるコロッケの量は2〜3個にしましょう。
ステップ5:引っくり返してキツネ色になったら完成
全体がこんがりとしたキツネ色になったら、ひっくり返しましょう。ここでも触るのは一度だけ。
裏面も同じようにきつね色になったら完成。揚げ時間の目安はだいたい5分くらいです。
簡単調理で手間いらず 味もそのまま通販が最高
それでも、コロッケを上げるのが苦手という方は、ぜひ冷凍食品の通販も試してみてください!最近の冷凍コロッケは爆発しにくいように設計されており、誰でも簡単にサクッと仕上がります。
この章では、おすすめの冷凍コロッケをご紹介します。
ニチレイ 衣がサクサクのコロッケ 野菜 70g×20個
お店のコロッケみたいにサクサクの野菜コロッケ。じゃかいもは国産ばれいしょを使用しており、グリンピースやにんじんなどの野菜をふんだんに使用。70g20個で1000円以下ととってもリーズナブルです。
2ヶ月保存可能なので、備蓄食品にもおすすめです。
ニチレイ 衣がサクサクのコロッケ 野菜 70g×20個
ニチレイ 衣がサクサクのコロッケ(牛肉入り) 80g×20
サクサク衣に牛肉はコロッケの中でも人気が高く、牛肉とじゃがいもの甘みが最高の王道コロッケです。
1袋で1600g入っているので、備蓄にもピッタリ。北海道産じゃがいものみを使用しており、時間がたってもサクサク衣が味わえるので人気の商品です。
野菜コロッケと牛肉コロッケは両方ともストックしておきたいですよね。
ニチレイ 衣がサクサクのコロッケ(牛肉入り) 80g×20
味の素冷凍食品 デリカカレーコロッケ 70g×20個入り
カレーコロッケの中でも特に人気が高いのがデリカカレーコロッケ。カレーの風味が強くなく、ふわっと香るようなカレー風味なのでいくつでも食べられちゃいます。
自家製パン粉と北海道産じゃがいもを使用しているので外サクサク中ホクホク。一般的なコロッケばかりでは飽きてしまいそうな方は、備蓄用にデリカカレーもぜひ追加してみてください。
味の素冷凍食品 デリカカレーコロッケ 70g×20個入り
お店のための クリームコロッケ(かに入り)R 冷凍 75g×30個
かにの風味がアップ!さらに美味しくなりました!ルウは直火釜で丁寧に仕上げることで“なめらかなクリーム”を再現しています。また、細かいパン粉を使用し、サクサクとした軽い食感に仕上げました。
お店のための クリームコロッケ(かに入り)R 冷凍 75g×30個
味の素 GC282 かぼちゃコロッケ70 冷凍 70g×20個
栗かぼちゃとじゃがいもの両方が入った、優しい甘みのかぼちゃコロッケです。かぼちゃのホクホクとした食感と北海道産小麦100%のパン粉で時間がたってもサクサク。じゃがいもとは違った栗かぼちゃ独特の柔らかい甘みがクセになるおすすめコロッケです。
味の素 GC282 かぼちゃコロッケ70 冷凍 70g×20個
まとめ
冷凍コロッケを上手に揚げられるようになれば、自作のコロッケを冷凍するだけでなく、家では作れないような色々な種類の冷凍コロッケを買ってみるのもおすすめです。
冷凍食品のコロッケはほとんどが約12ヶ月は保存できるので、備蓄にもピッタリ。1袋あたりの容量もたっぷりでリーズナブルなので、長期間の自粛生活にもピッタリです。
一度コツをつかめば、簡単にキレイなコロッケを揚げられるようになります。ぜひ、この機会にマスターして便利で美味しい冷凍コロッケを活用してくださいね。
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