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冷凍ミックスベジタブルってどんなもの?【レシピも7つ紹介!】

冷凍_ミックス_ベジタブル

冷凍ミックスベジタブルは、日本では冷凍した三色(赤・黄・緑)の野菜として知られています。みなさんご存じのとおり、冷凍することによって野菜は長く保存することができます。

しかし、「長くもつのはメリットだけど、味や栄養価はどうなの?」と疑問に思っている人も多いでしょう。

では、これから冷凍ミックスベジタブルにはどんなメリットがあるのか?や、どんな料理に使えるのか?などを説明していきます。

すぐに使えるレシピも7つご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

冷凍ミックスベジタブルを使うメリット

冷凍ミックスベジタブルを使うメリット

冷凍ミックスベジタブルにはさまざまなメリットがあります。

その1つが「好きな分だけすぐに使える」です。メニューによっては、野菜をメインに使ったり、ハンバーグやステーキに添えるためだったりと、そのときどきで使う量が変わりますよね。

冷凍ミックスベジタブルなら、使う分だけを調理し、残りを冷凍して保存しておけるので、コストパフォーマンスは抜群です。

そのうえ、皮や根などはあらかじめ処理されているので、冷凍庫から取り出してすぐに調理ができ、ゴミも出ません。

「価格が比較的安定している」こともメリットです。野菜には旬の時期があり、季節によって価格が大きく変わります。

さらに、台風などの自然災害や、天候不順の影響を受けて収穫が少なくなると、価格が高騰してしまうこともありえるのです。

しかし、冷凍ミックスベジタブルであれば、自然災害による価格変動の影響を受けにくいので、価格が比較的安定しています。そのため、毎日の食事に安心して利用できるのです。

また、「一定の栄養価を保っている」こともメリットです。野菜は、旬の季節が1番栄養価があるといわれており、旬を外れると栄養価が低くなる傾向があります。

冷凍ミックスベジタブルは、旬の時期の野菜を急速冷凍していることが多いので、栄養価を逃がすことがありません。

冷凍ミックスベジタブルを使った7つのレシピ

冷凍ミックスベジタブルを使った7つのレシピ

前項で冷凍ミックスベジタブルのメリットについて説明しました。

続いてこの項目では、卵料理や煮物、カレーや離乳食などの具体的なレシピを7つ紹介していきます。

オムレツ

【オムレツを作る手順】
① 冷凍ミックスベジタブルを解凍し、卵と混ぜる。
② 牛豚合びき肉と1を耐熱容器に入れ、塩こしょうを振りかける。ラップをして、レンジの600Wで2分間加熱する。肉に火がとおったらよくかき混ぜる。
③ ボウルに卵を入れ、泡立て器で溶きほぐす。その後、塩、こしょうを入れてよくかき混ぜる。
④ フライパンにバターを入れ、中火で加熱する。バターが溶けたら3で用意したものを半分入れる。
⑤ 卵がかたまってきたら②で用意したものを半分入れて卵で包む。

オムレツを作るコツは、濡れふきんを用意し、フライパンの温度を調節することです。

フライパンの温度を調節することで、あわてずゆっくり卵の形を整えられ、焦げができるのを防ぐことができます。

また、フライパンは、直径20cmくらいのものを使うと卵が薄くなりにくいので、形を整えやすくなります。

【オムレツのレシピで使う食材】(2人前)
・ 牛豚合びき肉 60g
・ ミックスベジタブル 適量
・ 卵 4個

ピラフ

【ピラフを作る手順】
① 冷凍ミックスベジタブルを解凍する。
② ニンニクの芽を取り、みじん切りにする。
③ 鶏もも肉を1口サイズに切る。
④ フライパンにバターと2を入れ、中火にする。ニンニクのいい香りがしてきたら3を入れて炒める。
⑤ 鶏もも肉の色が変わったら①を入れる。野菜がしなっとなったらご飯、コンソメ顆粒、塩、こしょうを入れて全体的にまんべんなく混ぜる。

ピラフを作るコツは、ご飯をバターでコーティングするイメージで炒めることです。米の1粒1粒に、バターがしっかりからまるようにゆっくりと炒めましょう。

また、できあがってから10分ほど蒸らすと味に深みが出て美味しくなります。

【ピラフのレシピで使う食材】(2人前)
・ 鶏もも肉 100g
・ ニンニク 1片
・ ミックスベジタブル 150g

カレー

【カレーを作る手順】
① 冷凍ミックスベジタブルを解凍する。
② 肉を1口サイズに切る。
③ フライパンに油を入れ、中火にしてから肉を炒める。
④ 野菜を入れ、玉ねぎが透きとおるようになるまで炒める。
⑤ 1~4の具材と水を入れて、15分~20分ほど煮込む。
⑥ 火を止めて、沸騰がおさまるまで待つ。その後、カレールーを入れ、溶かしながら10分ほど煮込む。

カレーを作るコツは、カレールーを入れる前に必ず火を止めて、沸騰がおさまるまで待つことです。沸騰した状態でカレールーを入れると、ルーに含まれるでんぷんの作用で溶けにくくなりますし、汁がはねることがあるので危険です。

また、隠し味としてはちみつを入れると味がまろやかになり、さらに美味しくなります。

【カレーのレシピで使う食材】(6人前)
・ 豚バラブロック 190g
・ ミックスベジタブル 適量
・ カレールー 115g

オムライス

【オムライスを作る手順】
① フライパンに油を入れ、鶏もも肉を中火で炒める。(ミックスベジタブルを解凍しておく)
② ミックスベジタブルを入れて炒める。その後、塩とこしょうをなじませ、ケチャップを入れて全体的に混ぜる。
③ ご飯を木べラで切るように炒めながら全体的に混ぜる。その後、皿に移しかえてフライパンを拭く。
④ 卵を牛乳と混ぜる。
⑤ フライパンに油を多めに入れ、バターを加えて強めの中火で加熱する。
⑥ フライパンが温まってバターが溶けたら、1人分の卵を入れる。半熟状態になったら火から下ろす。
⑦ 卵の真ん中に1人分のチキンライスを入れて形を整える。手前のほうから卵をチキンライスにかぶせていく。

オムライスを作るコツは、卵にマヨネーズを混ぜることです。マヨネーズを混ぜることで、卵をフワッとした感じに仕上げることができます。

また、オイスターソースをケチャップに混ぜて味わいを豊にしたり、具材を炒めるときにチキンコンソメの顆粒を入れて風味を加わえたり、白ワインを入れて肉の臭みを消し、プロが作ったような味わいに仕上げたりできます。

【オムライスのレシピで使う食材】(2人前)
・ 鶏もも肉 60g
・ ミックスベジタブル 適量
・ ご飯 300g
・ 卵 4個

筑前煮

【筑前煮を作る手順】
① 干しシイタケを水で戻し、戻し汁を100mlほど取っておく。シイタケの軸を切り、4等分に切る。
② 鶏もも肉を1口サイズに切る。
③ 油をひいた鍋に、鶏もも肉を入れて炒める。
④ 色が変わったら、ミックスベジタブルを入れて中火で炒める。
⑤ 油が全体的になじんだら、シイタケの戻し汁と1を入れて中火で煮る。沸騰したら落し蓋をして、再度中火で15分加熱する。
⑥ 具材に火がとおったら蓋を外し、煮汁が1/3くらいになるまで煮詰める。

筑前煮を作るコツは、こんにゃくを以下のようにうまく調理することです。

  • ・ 下ごしらえとしてこんにゃくを油で軽く炒める。すると、表面に傷がつき、そこから味がしみ込みやすくなる。
  • ・ 小さく切るときは、スプーンを使うか、手でちぎる。すると、断面積が大きくなり、さらに味がしみ込みやすくなる。
  • ・ 小さくちぎったあとに、塩もみすると余分な水分と臭みがぬけて味がしみ込みやすくなる。
  • ・ こんにゃくは味がしみ込むまで時間がかかるので、ゆっくり時間をかけて調理する。
【筑前煮のレシピで使う食材】(2人前)
・ 鶏もも肉 100g
・ 干しシイタケ 10g
・ ミックスベジタブル 適量

とん平焼き

【とん平焼きを作る手順】
① 卵、片栗粉、水を混ぜ合わせて卵液を作る。ミックスベジタブルを解凍し、豚肉は1~2cm幅に切る。
② 油をフライパンにひき、豚肉を炒める。色が変わったらミックスベジタブルを入れて塩こしょうで炒める。
③ フライパンを別に用意し、油をひいて熱したら①の卵液を入れて薄焼き卵を作る。
④ 2を入れて、オムレツのようにかぶせていく。

とん平焼きを作るコツは、ミックスベジタブルはサッと炒めることです。ミックスベジタブルや豚肉の量は、空腹具合に合わせて調整してください。

【とん平焼きのレシピで使う食材】(2人前)
・ 豚肉 60~80g
・ ミックスベジタブル 適量
・ 卵 1個

離乳食

【ミックスベジタブルと蒸しりんごのペーストを作る手順】
① ミックスベジタブルを茹でて、湯切りする。
② 蒸し器にりんごを入れて蒸す。なければ茹でてもよい。
③ ミックスベジタブルとりんごを裏ごしする。

ミックスベジタブルと蒸しりんごのペーストを作るコツは、とろみが足りないときは湯冷ましを加えてヨーグルト状にすることです。

【ミックスベジタブルと蒸しりんごのペーストのレシピで使う食材】
・ ミックスベジタブル 適量
・ りんご 5g

まとめ

冷凍ミックスベジタブルは、冷凍保存なので長持ちし、使いたいときに必要な分だけ使えます。

また、自然災害などの影響を受けにくいため、価格が安定しやすく、旬の時期に急速冷凍しているので、栄養価を高いレベルで保っているので味も良いです。

そのため、レストランをはじめとする飲食店でも盛んに使われています。

自分で購入したことのない人も、外食などで知らず知らずのうちに食べたことがあるかもしれませんね。

現在は、ネット通販でも販売しているので、1度試しに購入してみてはいかかでしょうか。


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