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ブロッコリーを冷凍保存するベストな方法は?【生か茹でか?】
ブロッコリーは非常に使いまわしのいい野菜です。栄養価も高く、ビタミンCはレモンの2倍ふくまれているといわれています。花粉症をおさえる効果があるとか、肝機能を向上させる効果も期待できるといわれている野菜です。
非常に便利なものなので、大量に買い置きしておきたいという人も多いでしょう。
野菜は冷凍すると長持ちしますが「生のまま」の冷凍派と「茹でてから」冷凍派、みなさんはどちらでしょうか?。どうせなら、味や栄養価を落とすことなく保存し、美味しく食べたいですよね。
実は、以前からブロッコリーの冷凍保存の方法について論争が行われてきました。そこで、本記事ではこの論争をテーマに取り上げ、決着をつけたいと思います。
ブロッコリーの冷凍保存の方法で必ず起きる論争
ブロッコリーは皮むきをする必要がなく、調理がかんたんで便利な野菜です。緑色があざやかで美しく、ボリュームもあるのでつけ合わせから、パスタ、炒め物など、さまざまな料理に使えます。
使い勝手がいいため、必然的に買い置きしておくことが多いですが、保存方法には主に2種類あります。どちらにもメリットがあり、甲乙つけがたいので論争になるほどです。
「生のまま」と「茹でてから」の2大論争
ブロッコリーは冷凍保存すると約1ヶ月もつといわれています。
しかし、ここで問題になるのが、冷凍保存する場合「生のまま」のほうがいいのか?「茹でてから」のほうがいいのか?意見がわかれるところです。なぜなら「生のまま」の冷凍も「茹でてから」の冷凍もそれぞれメリットがあるからです。
ブロッコリーを生のままで冷凍保存するメリットは、シャキシャキした歯ごたえを維持することができ、熱を加えないことで、ビタミンが抜けにくくなります。
対して、茹でてから冷凍保存するメリットは、解凍すればすぐにお弁当などに使うことができ、すでに茹でているので小房がボロボロとくずれることもないといったメリットがあります。
どちらのメリットも優劣がつけづらい状況なのです。
答えは一つじゃなくても良い
先述のとおり、生のままの冷凍と茹でてからの冷凍にはそれぞれメリットがあります。
どちらか1つの方法にこだわるのもいいですが、目的や用途によって使いわけるほうが賢い選択といえます。
例えば、サラダに入れるためのブロッコリーは、シャキシャキとした歯ごたえが楽しめる生のままで冷凍をする、ハンバーグやステーキにそえたり、朝の忙しい時間にサッと解凍してお弁当に入れるためのブロッコリーは、茹でてから冷凍するなど、食べるタイミングや料理に応じて使いわけることでブロッコリーをより有効に使うことができるのです。
常温や冷蔵よりやっぱり「冷凍」
ブロッコリーの保存方法には、常温保存、冷蔵保存、冷凍保存の3種類ありますが、やはりおすすめは、冷凍保存です。
ブロッコリーは0℃~5℃くらいで保存するべきなので、常温で保存するとすぐに傷んでしまいます。冷蔵保存は常温よりもいいですが、2~3日で黄ばんでしまいます。美しい緑色が黄色になってしまうと見た目も悪いです。そのうえ、当然栄養も失われるのでおすすめできません。
ブロッコリー本来のあざやかな緑色を保ち、栄養もある程度維持でき、保存期間も約1ヶ月と長い冷凍保存が1番だといえますね。
冷凍保存のメリットを先にいくつか紹介しましたが、その他のメリットとして、茹でてから冷凍保存した場合、そのまま食べてもほのかな甘味があります。
また、調理のときに別の味をつけることができ、味も染みやすくなります。特に、煮込み料理に使うとふっくらと仕上がるので、またちがったブロッコリーの食感を楽しめますよ。
「美味しさ」「栄養素」「保存期間」で見てみよう
「美味しさ」「栄養素」「保存期間」で見たときに生のままの冷凍と茹でてからの冷凍ではどちらがいいのでしょうか。先述のとおり、どちらにもメリットはありますが、両方を比較してみましょう。
「美味しさ」を求めるなら生のままの冷凍
ブロッコリーを茹でてから冷凍保存すれば、食べたときにほのかな甘味を楽しめますが、ブロッコリーの本来の美味しさを楽しみたいなら生のままの冷凍保存がおすすめです。
先述のとおり、シャキシャキとした歯ごたえがあり、茹でてから冷凍とくらべると風味が豊かで、ビタミンやカリウムなどの豊富な栄養を失うことなく美味しく食べられます。
保存方法は、ブロッコリーを小房に分けて切り落とし、1つ1つラップに包みます。そして、ジップロックなどの保存用袋に入れて冷凍庫で保存してください。
「栄養素」を求めるなら生のままの冷凍
栄養素の面から考えると、生のままの冷凍保存がおすすめです。
茹でてから冷凍保存する場合、お湯で茹でたり、レンジで茹でたりしますが、やはり、ある程度の栄養素が失われます。特に、お湯で茹でた場合、ビタミンCの流出を止めることができません。ビタミンCは水溶性なので、茹でているあいだに溶けだしてしまうのです。
対して、生のままの冷凍であれば、ブロッコリーにふくまれる栄養素をほとんど失わずにすみます。
保存方法は先述のとおりですが、時間をかけずに生のまま冷凍したい場合は、ブロッコリーをラップに包み、さらにアルミホイルで包んで冷凍する方法と、金属製トレーに置いた状態で冷凍する方法があります。
「保存期間」を求めるなら茹でてから冷凍
ブロッコリーを美味しく食べるためには早めに食べることが必要ですが、より長く保存したいなら、茹でてから冷凍保存がおすすめです。
ブロッコリーは、生のままで冷凍すれば約1ヶ月保存できるといわれていますが、茹でてから冷凍の場合、2ヶ月近く保存できるといわれています。お湯、レンジを問わず、加熱することによって生のままの冷凍保存よりも少し長く保存できるのです。
保存方法は、ブロッコリーを小房に切りわけ、塩を入れたお湯を用意し、30秒ほど茹でます。茹でたら水気を切り、キッチンペーパーで水気を拭き取って少し冷ましたあと、ジップロックなどの保存用袋に入れて冷凍庫で保存してください。
結局「生のまま」冷凍だよね
これまで「生のまま」と「茹でてから」の2つの冷凍保存について「美味しさ」「栄養素」「保存期間」でくらべてきましたが、本記事では「生のまま」の冷凍保存をおすすめします。
やはり、栄養素、美味しさをある程度維持したまま保存できることが大きいです。
ただ、先述のとおり、どちらか1つにこだわる必要はありません。ブロッコリーは、そのままサラダにしてもよし、炒めてもよし、煮込み料理に使ってもよしといったさまざまな食べ方ができます。両方の方法をバランスよく使っていきましょう。
そもそも冷凍ブロッコリーを買えば一番手軽で良いのでは?
自分でブロッコリーを買ってきて冷凍保存する方法は、やはり手間がかかりますよね。
そのようなときには、市販の冷凍ブロッコリーを使ってみるのが手軽で便利です。特に、現在はネットで食品がかんたんに買えるECサイトがたくさんあります。
冷凍ブロッコリーも、さまざまなメーカーから販売されていますが、この項目では、特におすすめの商品を3つ紹介していきましょう。
ニチレイ そのまま使えるブロッコリー 500g
「ニチレイ そのまま使えるブロッコリー」は、旬の時期に収穫したブロッコリーを冷凍した商品です。
味がとてもよく、大きさも均一で、使いたいときに使いたい分だけを小分けすることができます。冷蔵庫に入れて時間をかけて自然解凍すれば、食感を損なうことなく美味しく食べることができますよ。
パスタと一緒に食べたり、そのままサラダに入れて食べたり、マヨネーズをつけておやつ代わりに食べたりとさまざまな楽しみ方があります。
ニチレイ ブロッコリー(エクアドル)M 冷凍 500g
「ニチレイ ブロッコリー(エクアドル)」は、MサイズとSサイズがあります。
この商品は、大人が一口で食べられるちょうどいい大きさになっています。
どんな料理にも使いやすく、茎の食感や蕾のつぶつぶ感もしっかり残っているので、食べごたえは抜群です。つけ合わせから中華料理、洋風の煮込み料理などさまざまな料理に使えて、彩りが欲しいときにも重宝します。
春雪さぶーる ブロッコリースタンダード 冷凍 30/50 500g
「春雪さぶーる ブロッコリースタンダード 」は、アンデス山脈の高原で栽培されたブロッコリーを冷凍した商品です。
新鮮な状態で冷凍しているので品質がよく、シャキシャキとした食べごたえはそのままで、風味のよさも維持しています。ブロッコリーは、ヘルシーでボリュームもあるので体形が気になる人がダイエット中に食べるにはもってこいの野菜です。
まとめ
いかがでしたか?
本記事では「生のまま」の冷凍保存が優れているという結論になりました。やはり、野菜は栄養と美味しさが大事です。
特にブロッコリーは、免疫力の向上、老化防止、貧血予防、抗がん作用などさまざま効能があります。このすばらしい効能の恩恵にあずからない手はありません。
現在は、前項で紹介した便利なブロッコリーの冷凍食品も数多く販売されています。ネット通販で便利に購入できるので利用している人も多いです。
まだ、食べたことがない人は、ぜひ一度試してみてください。
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